米ActivMedia Researchが米国時間11月14日に,企業-消費者間(BtoC)向けのオンライン小売り市場を調査した結果を発表した。

 BtoC向けのオンライン小売り市場は,2010年に1兆1000億ドル規模に達するという。2000年の売上高は560億ドルの見込み。ただしホリデー・シーズンにおける消費者のオンライン・ショッピングが46%増加すると,この予測を上回る。

 企業-消費者間向け市場は,インターネットを利用して大きな売り上げを獲得した最初の分野だった。しかし,他の分野がオンライン事業を構築するにつれてその比重は低下する。

 現在,企業-消費者間の売り上げはWWWによって生み出された売上高全体の47%を占める。しかし2010年にはこの割合が31%まで縮小する。一方,企業間(BtoB),オンライン・コンテンツ,ISP,非営利サイトなどの分野が急成長をみせる。

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