米Microsoftが米国時間11月14日に,デジタル・メディアの作成/配信/再生のためのプラットフォーム「Windows Media」の次期版をPentium 4プロセサに最適化させることを明らかにした。

 米IntelがPentium 4に新たに組み込む命令セット「Streaming SIM Extension 2(SSE2)」や機能などに対応させる。Intel社はSSE2で,新たに144種類の命令を加える。このほかPentium 4は,400MHzのシステム・バス(FSB:front-side bus)といった特徴を備えている。1チップに4200万トランジスタを集積する。Intel社は1.4GHz以上の動作周波数で市場に投入する予定である。

 Pentium 4対応のWindows Media Playerは2001年に登場する予定である。

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[発表資料]