米Intelと米HP(Hewlett-Packard)が米国時間11月14日に,共同開発したコンセプト・パソコン「Deep Forest Concept PC」を発表した。Pentium 4プロセサを搭載している。ラスベガスで開催中のCOMDEXで披露したもの。Intel-HPのConceptPC

 筐体寸法が,25.4cm×33.0cm2×10.16cmと「ほぼランチ・ボックス大と小型」(両社)なのが特徴。縦置き,横置きともに可能である。あくまでもプロトタイプで製品化の予定はないという。

 Low Profile AGP 4Xや,10/100 Ethernetのほか,7個のUSBポート,電源管理機能「Instantly Available Power Management」などを備える。旧来型(レガシー)のインタフェースを削除することで,密封型のデザインを採用した。「安定性とメンテナンス性を考慮した」(Intel社)。

 なおDeep Forestは,パソコン技術の将来像を両社が提示したもので製品化の計画はない。詳細については,Intel社WWWサイト(http://developer.intel.com/technology/easeofuse)あるいはHP社WWWサイト(http://www.hp.com/)を参照して欲しいとしている。

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