盛り上がりをみせた米国の大統領選挙によって,米AOL(America Online)のサービスが数々の記録を塗り替えたなどとAOL社が米国時間11月9日に発表した。

 それによると,AOLおよび同社の各種ブランドのサービスで,ピーク時における同時利用者数,セッション数,ユーザーのオンライン滞在時間,WWWページ数などがいずれも過去最高を記録したという。

 サービスに集中し始めたのは日曜日(5日)から。翌日も選挙に関する情報収集などの目的で利用が増えた。火曜日は投票結果が徐々に明らかになり,この勢いは持続した。さらに水曜日も,フロリダ州の再集計に関する情報などを求めて,この状態が続いたという。

・ピーク時の同時利用者数:月曜日の夜に192万人,火曜日夜は186万人,水曜日夜は187万人で,これまでの最高を上回った。

・WWWページ数:月曜日に80億ページ,火曜日と水曜日がそれぞれ75億ページを記録した。

・アンケート調査の参加者数:同社が行った「AOL Member Poll on the Presidential」の回答数は10時間足らずで83万に達した。これまでの記録は55万で,このときは数日かかった。

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