米SGIと米Informix Softwareは米国時間11月8日,米Intel社の64ビット・マイクロプロセサ「Itanium」を搭載したSGI製サーバでInformix社のデータベース・ソフトウエアを動作可能にすることを明らかにした。OSはLinuxを使用する。

 両社は,Informix社製データベース・ソフトウエアのポーティングと性能調整に協力体制を敷く。作業はSGI本社にある「Applications Solution Center (ASC)」で行う。Applications Solution Centerは,アプリケーションのItanium向けポーティングを支援するためにIntel社が開始したプログラムの一つ。Intel社はポーティングに関する専門家を派遣する。

 SGIとInformix社は15年以上におよぶ提携関係にあり,SGIのIRIX OSに対応したInformix社製品を米AOL,WAM!NET社,GTE-TSI社,米Warner Brothers,Hannaford Brothers社などに提供している。

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