米Microsoftと,米Compaq Computer,米Clarusの3社は米国時間11月7日に,企業向け電子マーケットプレース(インターネット取引所)構築・運用に向けたソリューション・パッケージ製品の開発で提携したことを明らかにした。

 Clarus社は企業間(B2B)電子商取引向けソフトウエアやソリューションを手がけるベンダー。この提携のもと3社は「ExchangePaqs」と呼ぶソリューション・パッケー製品を開発する。3社のハードウエア,ソフトウエア,コンサルティング・サービスなどを持ち寄る。

 具体的には,Clarus社の企業向けマーケットプレース環境「eMarket」,Microsoft社の.NET Enterprise Server製品(Windows,Commerce Server 2000,BizTalk Server 2000,SQL Server 2000などが含まれる),Compaq社のサーバ製品「ProLiant」,ストレージ製品「StorageWorks」などを組み合わせる。またCompaq社はCompaq Global Servicesの設計/導入サービスも顧客に提供する。

 「エンド・ツー・エンドのソリューションにより,自主的なマーケットプレースの運用が可能になり,TCO(total cost of ownership)の低減,コンテンツ管理の協調作業,取引解析などが可能になる」(3社)。

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