Zipドライブなどで知られるストレージ・ベンダーの米Iomegaが米国時間11月7日に,米IBMの1インチ型ハード・ディスク装置(HDD)「Microdrive」のOEM販売で両社が契約を結んだことを明らかにした。IBMのHDD「Microdrive」

 IomegaブランドでMicrodriveを販売する権利を得たもの。Iomega社は,容量340MバイトのMicrodriveとTYPE II対応PCカード・アダプタ,データ・バックアップ・ソフト「Quik Sync 2」をバンドルして販売する。ノート・パソコンやPDA,デジタル・カメラなどの用途に向ける。販売地域は北米市場。2001年2月に出荷を始める予定である。

 Microdriveは,外見寸法が5mm×42.8mm×36.4mmとマッチ箱よりも少し小さいハード・ディスク装置。重さは16g。インタフェースはCF+ Type II。アダプタを装着することで,PCMCIA Type IIに対応可能である。回転数は3600rpm。電源電圧は3.3Vあるいは5V。

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[発表資料]