米Websenseが米国時間10月26日に,職場におけるインターネットの個人的利用に関して従業員の意見などを調査した結果を発表した。the Center for Internet Studiesと協力し,米国の会社員1500人を対象にアンケートを実施したもの。

 職場におけるインターネットの個人的な利用はポルノ・サイト閲覧のほか,ショッピング,投資,スポーツ観戦などが増加している。「インターネット利用において職場と家庭の境界があいまいになっている。企業はある程度の個人的WWW利用を認めざるを得なくなるだろう」(Websense社)という。

 主な調査結果は以下の通り。

・従業員が仕事と無関係のWWWサイトを閲覧する時間は1週間当たり平均3.24時間。

・30.3%の従業員は職場でオンラインのスポーツ観戦をしている。

・従業員は休憩時間や就業前後に仕事と無関係のWWWサイト閲覧を許可されるべきである,とする回答者は68.4%。

・回答者の56.6%は,フィルタリング・ソフトで毎日の個人的インターネット利用の時間を設定することに賛成である。

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