米IBMと米Intelが米国時間10月25日に,IBM社のISV支援プログラム「ASP Prime」に関して両社が提携したことを明らかにした。

 「ASPのビジネス・モデルへの移行を図る独立系ソフトウエア・ベンダー(ISV)を支援する」(両社)とし,x86アーキテクチャ・ベースのIBM社製サーバ機「eServer xSeries」で動くWWWホスティング向けアプリケーションの開発環境をISVに提供する。

 ASP Primeに参加するソフトウエア開発者は,世界各地にあるソリューション・センター「ASP Prime Solution Centers」の技術コンサルティングを受けることができる。また同センターでは,ISVが開発したWWWアプリケーションをASPビジネス向けにするためのソフトウエア,ハードウエア,ツールなども提供する。ビジネス・コンサルティングも行う。

 IBM社は世界各地の10カ所でASP Prime Solution Centersを運営している。ASP Prime開始後1年未満で,約75社のISVがAIXやOS/400,Windowsの環境でアプリケーションを動かし,現在12社以上が作業段階にあるという。

 IBM社とIntel社は共同作業を即座に開始する。なおIBM社は,ASP Prime Solution Centersの拡充を2001年に行う予定である。

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