調査会社の米OneChannel.netは,Windows Millennium Edition(Windows Me)のオンライン販売状況に関する調査結果を米国時間10月25日に発表した。Windows Meの売れ行きは,9月中旬の販売開始以降,1週間のプロモーション期間中は大きく伸びたが,その後は着実に低下しているという。

 同社が調査対象としたのは,オンライン通販サイトのBuy.com,Tiger Direct,Egghead.com,Outpostなどで,これらの合計年間売上高は25億ドル。販売開始直後から1週間のプロモーション期間中はその週の合計売上高が100万ドル超。しかしその後は着実に売上高が低下して,10月7日の週は週間合計売上高が6万3000ドルにまで落ち込んだという。

 製品別でみると,Windows98からのアップグレード版(販売単価50ドル)の占める割合が80%。Windows95からのアップグレード版(同90ドル)と新規購入用の製品版パッケージ(同170ドル)の割合は,それぞれ7%と16%だった。

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