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「Q3世界パソコン市場は前年同期比18.3%増の3335万台」,米IDCの調査米IDC(International Data Corporation)が米国時間10月23日に,2000年第3四半期のパソコン出荷台数(速報値)を発表した。世界市場での出荷台数は3335万台で,前年同期比18.3%増となった。 「最近パソコン市場の需要が鈍化しているとの懸念がささやかれていたが,結果的には安定した成長ぶりとなった。ただし,一部のベンダやカテゴリには伸び悩みの状況がみられた」(IDCディレクタのLoren Loverde氏)。 IDCは第3四半期の特徴として,個人ユーザーの需要が旺盛だったこと,アジア市場での伸びが著しかったこと,モバイル・パソコンの需要が大きかったことを挙げている。 地域別でみると,米国市場での伸び率は9.4%で,世界市場全体の18.3%を大きく下回った。企業向けデスクトップ・パソコンが不振だった。欧州市場およびカナダ市場でも世界市場全体の伸び率に届かなかった。これらの成熟市場でも,個人向け販売は好調だったという。 米国市場をベンダー別でみると,米Dell Computerが20.2%のシェアを獲得し,首位の座を堅持した。ただしシェアは前年同期に比べ,1.7ポイント低下した。2位の米Compaq Computerは同16.5%で,前期の14.5%,前年同期の15.4%と比べやや増えた。 3位の米Hewlett-Packardは同11.3%で,昨年の8.4%から大幅にシェアを伸ばした。HP社は前年同期比46.8%増を達成し,伸び率では2位以下に大きく差をつけて首位に立った。一方,4位の米Gatewayと5位の米IBMはシェアを縮小した。IBM社は個人ユーザー向け販売で小売店販売から撤退し,直販に移行中である。なお上位5社の伸び率の平均は15.6%で,米国市場全体の伸び率9.4%を大きく上回った。 世界市場では,Compaq社がシェア13.1%で引き続き首位を守り,2位のDell社は同11.5%だった。HP社が前年同期比40.2%増の伸び率を記録してシェアを拡大し,同0.6%減のIBM社を抜いて3位となった。5位の富士通-Siemensは前期比19.4%と好調だった。なお上位5社の伸び率の平均は15.8%で,世界市場全体の18.3%よりも低かった。詳しい調査結果は以下の通り。 ■表1 2000年Q3の米国パソコン市場:出荷台数別上位5社 <速報値>
・数値は各社の会計年度の期末の台数 ・Compaqの数値には米Digital Equipment Corp.と米Tandemの出荷台数を含む 出典: IDC, October 2000 ■表2 2000年Q3の世界パソコン市場:出荷台数別上位5社 <速報値>
・数値は各社の会計年度の期末の台数 ・Compaqの数値には米Digital Equipment Corp.と米Tandemの出荷台数を含む 出典: IDC, October 2000
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