「33歳,大卒,年収6万6916ドルで白人:これが米国のインターネット・ユーザの平均像」。米PC Data Onlineが米国時間4月26日に調査結果を発表した。

 同社では,四半期ごとに「Net Portrait」として家庭ユーザのインターネット人口などについてまとめている。調査は米国の3930世帯を対象に実施した。

 それによると,ユーザの男女比率では男性51%対女性49%だった。米国勢調査の統計によると,人口比率は男性49%対女性51%。人種でみると,白人が全体の77%を占めた一方で,アフリカ系米国人は6%だった。残りをアジア系,ヒスパニック系などの米国人が占めている。

 「女性の利用が拡大している。また,米国には大きな“デジタル・デバイド(格差)”が存在することもあらためて明らかになった。アフリカ系米国人やマイノリティで,インターネット利用が進んでいない」(PC Data社アナリスト,Sean Wargo氏)。

 米国の人口全体からみて,コンピュータを所有する人は全体の57.9%,またインターネットを家庭で利用している人は全体の34.9%。世帯でみた場合には,同58.3%と同47.6%だった。


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