WWWホスティング・ベンダー大手の米Exodus Communicationsが米国時間10月17日に,ストリーミング・メディア配信向け新サービス「Streaming Media Design and Delivery」を発表し,同日提供を始めた。

 新サービスは「Streaming Media Site Architecture Design or Validation」「Streaming Media Implementation」「Streaming Media Technology Account Consulting」の3種のカテゴリで構成する。提供価格は未定。サービスの概要は以下の通り。

■「Streaming Media Site Architecture Design or Validation」:ストリーミング・メディア配信アーキテクチャの開発/構築/保守サービス。

■「Streaming Media Implementation」:新規WWWサイトの設計から立ち上げまでのトータル・サービス。他社のインフラを利用しているWWWサイト向けを,Exodus社のデータ・センターに移行する。

■「Streaming Media Technology Account Consulting」:ストリーミング・サイトの運営・管理のトータル・サービス。

 Exodus社は,以上の基本サービスのほか,顧客企業の要望に合わせたカスタム・ソリューションの提供も行う。なおExodus社は2200社を顧客に抱え,「WWWサイト上位の40%が顧客」(Exodus社)という。

 なお米U.S. Bancorp Piper Jaffray Equity Reseachの調査報告によると,「ストリーミング市場は2000年に2億ドル規模に達し,向こう3年~5年にわたって年平均成長率75%で拡大する」という。

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