米Visa U.S.A.と米Yahoo!が米国時間10月9日に,マーケティングでの提携関係を拡大したことを明らかにした。

 Yahoo!社はVisaカードを,サービス「Yahoo! Shopping」「Yahoo! Travel」「Yahoo! Wallet」におけるデフォルトの支払いカードとして推奨する。両社は2001年にオフラインでの共同マーケティング・プログラムを展開することについても合意に達した。

 Visa社は,Yahoo!での広告を増やす。一方Yahoo!社は,「Yahoo! Visa Card」の取り扱いを継続する。Yahoo! Visa Cardを利用すると,オンライン/オフラインにかかわらず商品を購入するたびに「Yahoo! Points」と呼ぶポイントが貯まる。貯まったYahoo! PointsはYahoo! Shopping参加店舗で商品やギフト券と引き替えたり,「Yahoo! Auctions」の特別オークションに入札することができる。

 ちなみにYahoo!社の電子商取引関連サイトでは,2000年上半期に20億ドル以上の取り引きを扱ったという。

 電子商取引の技術・市場・産業関連の詳しい情報は総合IT情報サイト『IT Pro』の「電子商取引(EC)」で詳しくご覧頂けます。

◎関連記事
Yahoo!が個人向け口座情報サービスでS1の子会社VerticalOneと提携
Yahoo!が無料でネット利用できるタクシーをニューヨークで走らせる
Yahooがオンライン書店をAmazonからBarnes & Nobleに乗り換え
国内のネット・オークションが50万件を突破

[発表資料へ]