(2000/03/17)

 米IDCが中南米のインターネット利用者について調査分析した結果を明らかにした。それによると,2000年末時点の利用者数は1330万人。これが2003年末には2960万人へと増大する。また1998年に32%だった年成長率は2003年には41%になるという。

 大手ISP(Internet Service Provider)による無料接続サービスがここ最近ブームとなっていることが利用者数増大の要因の一つ。これにより家庭や小企業での新規利用者が増大すると同社は分析する。

 国別で見ると,ブラジルのインターネット人口が最も多く,中南米全体の41%を占めている。2位はメキシコで21%。アルゼンチンは10%,チリとコロンビアがそれぞれ6%,ベネズエラが5%である。

中南米のインターネット利用者数推移(1998-2003)

1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年

5,282,260 8,665,386 13,313,347 18,296,126 23,547,712 29,596,186

Source: IDC, 2000

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