米Xeroxが米国時間10月2日に,2000年第3四半期の決算について概要を発表した。同四半期は1株あたり15~20セントの損失となる見込み。

 北米と欧州における売上高が予測を大きく下回り,特に9月が不調だった。期待したハイエンド機の販売も伸び悩んだ。全ての企業向け製品における競争の激化と,ユーロ安が粗利率にマイナスの影響を与えたとみる。

 「大幅なコスト削減,資産売却,配当レベルの見直しといった手段を講じる必要がある」(Xerox社会長兼CEOのPaul Allaire氏,社長兼COOのAnne Mulcahy氏)。

 なお正式な2000年第3四半期の決算は今月後半に発表する。

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