米Hewlett-Packard (HP)と米Intelが米国時間10月2日に,ASP向けソリューション・センターの設立で提携関係に入ったことを明らかにした。

 両社はe-business事業者,ISPやASPといったサービス・プロバイダのシステム・インテグレーションや性能評価に向けたソリューション・センターを開設する。すでに最初のソリューション・センター「HP-Intel Solution Center」を,カリフォルニア州クパチーノにあるHP社の敷地に開設した。HP-Intel Solution Centerでは,HP社製のx86プロセサ搭載サーバーを使って顧客が自社のe-businessソリューションの性能を検証し,最適化を行うことができる。

 米USA.NETが現在,Microsoft Exchange 2000を使ったメッセージング・ソリューションの検証をHP-Intel Solution Centerで行っているという。

 またHP社とIntel社はカリフォルニア州サンタクララの「Intel Solution Center」で,e-business事業者やサービス・プロバイダ向けソリューション・スタックを共同で開発する。ユーザーに提供するためのテスト済み“レシピ”を作り上げる。両社はHP社のx86プロセサ搭載サーバ「NetServer」で動くアプリケーションの最適化を行い,導入促進に向けたツールを開発する。ツールには以下の内容が含まれる。

・NetServerの設定と最適化のためのガイドライン

・アプリケーション・パラメータ選択に関するガイダンス

・特定のソリューションに向けたアプリケーション選択に関するガイダンス

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