米Cisco Systemsが米国時間9月28日,通信ソフトの米Vovida Networksとテレフォニー・ソフトのIPCell Technologies(いずれも株式は非公開)を買収したと発表した。両社のソフト技術を自社のソフトウエア「IOS」と音声ゲートウエイに組み込むことでデータ,音声,ビデオをIPベースのネットワークで統合する新しい機器やサービスを提供できるとしている。

 今回の買収では,Cisco社の約3億6900万米ドルの分の普通株が,Vovida社とIPCell社のすべての発行済み株式ならびにオプションと交換される。Ciscoは現在IPCell社については17.2パーセント, Vovida社の20.5%の株を保有している。Cisco の2001年度(会計年度)の第2四半期に完了する予定。この買収により,Ciscoの1株当たり調査開発費は0.02ドルを超えるという。2つの案件はそれぞれ互いの取締役会の了承を得ているという。

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