米Jupiter Media Metrixの一部門であるJupiter Researchが米国時間9月21日に,インターネットを介して請求書の発行,通知,支払い処理を行うelectronic bill presentment and payment (EBPP) の市場を調査した結果を発表した。

 それによると現在EBPPの普及率は低いものの,市場は今後5年でオンライン・バンキングやオンライン・ショッピングよりも急速に成長する。EBPP市場の成長は2001年に始まり,その後2年間で2倍に拡大する。2003年には郵送された請求書に対してオンラインで支払う方法より,オンラインで請求書閲覧と支払い処理を行う方法が普及するようになる。2005年には4000万以上の家庭がEBPPを導入する見込みである。

■EBPPを導入する家庭数の推移(単位:100万世帯)

    1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年
EBPPを導入する米国家庭 0.1 0.7 2.8 6.8 15.2 25.8 40.2
出典:Jupiter社
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[発表資料]