米Yahoo!が米国時間9月14日に,インターネットを利用できるタクシー「インターネット・タクシー」を走らせるマーケティング・プログラムをニューヨークで開始した。Medallion Financial社とTeam Systems社が協力する。このプログラムは「New York Taxi & Limousine Commission (TLC)」の認可を受けている。
インターネット・タクシーは黄色と紫色をほどこした外観と紫色の内装が目印。Medallion社のタクシー10台に米Palmのハンドヘルド機器「Palm VII」を設置する。乗客は後部座席でインターネットに接続することができる。
ニューヨークの試験プログラムは2001年3月まで実施する。今回がプログラムの第2弾となる。第1弾は1999年9月から2000年3月までカリフォルニア州サンフランシスコで行った。
「ニューヨーカーやニューヨークを訪れる数百万人の観光客に向けて,Yahoo!サービスを紹介する」(Yahoo!社ブランド・マーケティングのLinda Bennett氏)。
インターネット・タクシーで利用できるYahoo!ブランドのサービスは「Yahoo! Messenger」「Yahoo! News」「Yahoo! Sports」「Yahoo! Weather」「Yahoo! Movies」など。数週間以内に「Yahoo! Mail」「Yahoo! Finance」にもアクセスできるようになる。サービス利用料と接続料は無料。
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