米Qwest Communications Internationalが米国時間9月15日に,高速インターネット接続サービス「Qwest DSL (Digital Subscriber Line)」における下りのデータ転送速度を256kビット/秒から640kビット/秒に高めることを明らかにした。速度拡張による追加料金は発生しない。

 2倍以上にデータ転送速度を高めることにより「複雑なWWWページや大容量のファイルをより速くダウンロードすることができる。エントリ・レベル・サービスのユーザでもフルモーションに近いクオリティのビデオ配信を受けることが可能」としている。

 Qwest社は今年中に,同社が地域通話サービスを提供している14州にわたる72市場でQwest DSLを展開する計画である。

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