米Lyra Researchが米国時間9月12日に,米国におけるプリンタ出力の実態を調査した結果を発表した。家庭でコンピュータを所有するユーザ750人以上を対象にアンケートを実施したもの。

 それによると,90%以上の回答者はグリーティング・カードを家庭で出力している。デジタル写真を出力するという回答者は77%だった。WWWベースの写真共有機能やデジタル写真技術の普及が進んでいることを反映している。また,30%の回答者はTシャツに印刷するための転写シートを出力するという。

 「すでに4000万台以上のインク・ジェット・プリンタが米国家庭で利用されている。家庭出力は印刷媒体のメーカや画像処理製品のベンダにとって急速に成長する大きな市場となる」(Lyra Research社Research & Content部門副社長のDavid Rocheleau氏)。

■家庭における印刷媒体別の利用増加率(1998年~1999年)

印刷媒体の種類増加率%
写真印刷用紙142%
高画質用紙69%
グリーティング・カード58%
Tシャツ用転写シート44%
バナー(宣伝)用紙38%
出典:Lyra Research社

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