米Googleは米国時間9月12日に,検索エンジン「Google」で日本語,繁体字中国語,簡体字中国語,韓国語に対応したサービスを始めたことを明らかにした。

 Googleはこれにより合計15言語に対応する。現在対応している言語には上記の4言語のほか,フランス語,ドイツ語,イタリア語,スウェーデン語,フィンランド語,スペイン語,ポルトガル語,オランダ語,ノルウェー語,デンマーク語が含まれる。今年中にヘブライ語,ギリシャ語,ロシア語版なども追加する予定である。

 各言語に対応したサービスはGoogle社のホームページから利用できる。ユーザは検索対象となるコンテンツの言語を特定し,その検索結果やヘルプ・ページを希望の言語で閲覧することが可能。言語設定は保存されるので,毎回設定しなおす必要がない。

 「アジア言語のWWWページでは最大級のコレクションを提供する」(Google社)という。日本語のWWWページは約4000万ページ,中国語は2400万ページ,韓国語は1000万ページをカバーする。

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