米Gartner GroupのDataquestが米国時間9月11日に,世界のヘルプ・デスク市場を調査した結果を発表した。

 2000年の市場規模は,1999年の9億9200万ドルから30%増加して13億ドルの見込み。このまま2桁成長を続け,2004年には33億ドル規模に達するという。

 1999年における市場の首位ベンダは米Computer Associates (CA)で,40%の市場シェアを獲得した。CA社は様々な企業買収により,ヘルプ・デスク向け製品を数多く手に入れている。

 米IBMの市場シェアは15%。メインフレーム向け製品が好調だった。内部サポート製品に重点を置いたPeregrine Systems社が,CRM市場に注力するRemedy社を初めて上まわった。

[発表資料へ]