米Harris Interactive,米Nickelodeon Online,米MTVi Groupが米国時間9月11日に,米国における若者層のオンライン・ユーザの出費や貯蓄状況を調査した結果を発表した。今年の7月14日と21日に3878人の子供や若者(8才~24才)を対象にインタビューを実施したもの。

 それによると米国の子供や若者が1年間に費やす金額は,推定1640億ドルに達する。年間の貯蓄額は540億ドルである。また,18才~24才の若者は支出の13%を電子商取引に費やすという。成人全体における割合の4倍以上である。

 13才~24才の年齢層では,お金を費やす対象商品が似ている。「衣類」「音楽」「映画チケット」「書籍」である。

 男女では好む商品の違いがはっきりとあらわれ,女子で「衣類」にお金をかける割合は75%,男子は52%。「靴」では女子が40%,男子が23%。写真用フィルムは女子が36%,男子が18%。「コンピュータ・ソフト」の場合,女子は7%,男子が43%。「ステレオ機器」は女子が8%,男子が21%。「ビデオ・ゲーム・ソフト/システム」では女子が5%,男子が26%だった。


年齢別による年間支出額の中間値

年齢層(才) 年間支出額
8-9 $52
10-12 $312
13-15 $1,352
16-17 $3,016
18-21 $5,200
22-24 $13,156

出典:Harris社,米Nickelodeon,米MTVi


年齢別による年間貯蓄額の中間値

年齢層(才) 年間支出額 収入に対する割合
8-9 $104 67%
10-12 $260 45%
13-15 $260 16%
16-17 $1,196 28%
18-21 $2,600 33%
22-24 $3,328 20%

出典:Harris社,米Nickelodeon,米MTVi


年齢別による電子商取引にかける費用の中間値

年齢層(才) 年間支出額 収入に対する割合
13-15 $360 22%
16-17 $540 13%
18-21 $900 12%
22-24 $1,200 7%

出典:Harris社,米Nickelodeon,米MTVi

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