米IBMと米BroadVisionが米国時間9月8日に，UNIX向けのe-businessソリューションに関して提携関係に入ったことを明らかにした。
BroadVision社が開発したプラットフォーム「One-To-One Enterprise eCRM」とe-businessアプリケーション・スイート「One-To-One」を，IBM社のAIXにポーティングする。サーバ「RS/6000」で動かす。また両社は，One-To-OneをIBM社のデータベース管理ソフト「DB2」と組み合わせる。
IBM社は両社が共同で開発したe-businessソリューションを，世界各地の「IBM e-business Innovation Centers」で顧客に披露する予定である。IBM社のIBM Global Servicesがこのソリューションを導入する顧客を支援するために，サービス要員の組織化を行う。
この提携のもと，IBM社はBroadVision社に技術アシスタント，開発リソース，ハードウエア，ソフトウエアを提供する。また両社は，IBM Global Servicesの社員とIBM Business Partners向けのトレーニングに共同で資金を供出する。
◎関連記事
■IBMとVignetteがe-businessソリューションで提携
■IBMがe-business向けミドルウエア開発に今年10億ドルを投資
■QwestとIBMがe-business向けWWWホスティングで戦略提携，50億ドル規模
■IBM，Ariba，i2がB2Bソリューション提供で包括的戦略提携
■IBMとCiscoがメインフレーム向け「e-business」ソリューションで提携
[発表資料へ]
