米IDCが米国時間9月7日に,K-12 (小,中,高の12年間の教育) の生徒(または児童)を持つ米国家庭におけるパソコンやインターネット利用について調査し,その結果を発表した。

 パソコンを所有し,小,中,高生の子供がいる米国家庭の3/4以上がインターネットにアクセスしている。オンラインにつながったパソコンを所有し,小,中,高生の子供がいる家庭の約70%は宿題などの学業にインターネットを利用するという。

 小,中,高生の子供を持つ家庭では,家庭全般よりもパソコンを所有する傾向にある。2000年初めにパソコンを所有する家庭全般の割合は52%で,小,中,高生の子供を持つ家庭の場合,その割合は65.4%だった。


所有するパソコンがインターネット接続をしている家庭における
学業目的のインターネット利用の割合

家庭全体 55.4%
高校生より上の子供がいる家庭 67.9%
小学生の子供がいる家庭 52.7%
中/高生の子供がいる家庭 84.0%

出典:IDC

 小学生のいる家庭で最も多用する学校関連のオンライン活用は,先生とのコミュニケーション。親が主な役割を果たしている。中/高生のいる家庭では,宿題を仕上げるためのインターネット利用が多い。この場合は,親よりも子供の方が関連情報の収集に熱心である。

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