米LycosがLycos Networkの主要技術プラットフォームに,米Microsoftのソフトウエアと米Intelのプロセサを採用することを決定した。Microsoft,Intel,Lycosが米国時間7月27日に発表したもの。

 導入作業はすでに開始している。「www.lycos.com」や「my.lycos.com」などLycos Networkの主要ポータル・サイトをカバーする。Lycos Networkには,毎月3200万人以上のユーザーがアクセスするという。MicrosoftとIntelの技術を採用することで,Lycosは迅速な新製品開発が可能になるとしている。

 具体的には,Intelの「Pentium III」と「Pentium III Xeon」,Microsoftの「Windows 2000」と近日リリース予定の「Microsoft Application Center 2000」を利用する。導入にはMicrosoft Consulting Services (MCS)が協力し,サポートはMicrosoft Premier Support Services (PSS)が担当する。

 Windows 2000を採用することで,LycosはXML環境を拡充し,自社の異種ネットワーク内における情報交換が容易になる。

 また,MicrosoftとIntelはe-Businessに関する提携を結ぶことも明らかにした。Lycos社などの企業に向けたe-Businessソリューションの提供で協力体制を敷く。

  • www.intel.comに掲載の発表資料
  • www.microsoft.comに掲載の発表資料