米PricewaterhouseCoopersが行った2000年第1四半期のインターネット広告市場調査を,インターネット広告の業界団体のInternet Advertising Bureau(IAB)がまとめ,米国時間8月8日に発表した。それによると2000年第1四半期のインターネット広告市場は19億5300万ドル。前年同期比182%増だった。前期に比べると9.9%増である。

 分野別シェアは,消費者関連が31%,金融サービスが15%,コンピュータが15%,ニューメディアが12%,企業向けサービスが10%。

 広告形態は,バナー広告が52%を占めトップを維持し,スポンサーシップが27%,電子メールが3%だった。契約形態はインプレッション・ベースが42%,業績ベースが10%。

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