米Dell Computerが米国時間8月8日に,顧客のWWWビジネスを支援するプログラム「Dell E Works」の拡充に関して,米Microsoft,米Intelと協力体制を敷くことを明らかにした。

 Dell E Worksは2000年2月に,小企業向けWWWホスティング・サービスとして始めたプログラム。現在まで8000社以上の企業がDell E Worksのサービスを利用しているという。

 現在は,米国の企業,行政機関,教育機関向けに,e-businessでのインフラ構築やサービスに必要な製品,サービス,リソースを提供している。Dell社,Microsoft社,Intel社の製品をベースにしたインターネット・インフラ向けハードウエアやソフトウエア,インターネット・サービス,融資サービスなどが含まれる。

 Dell E Worksで新たに提供する主なサービスは以下の通り。

・電子商取引向けツールや製品を開発するインターネット・インフラ企業への融資。Microsoft社とCIT社が協力する。サービス・プロバイダやWWWホスティング企業が対象。

・ベンチャー企業にハードウエアを貸し出すリース・プログラム。

・顧客のIT戦略に沿った製品の選択と導入を支援するインフラ・コンサルティング。

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