米Sun Microsystemsは米国時間8月9日に,同社のオフィス・スイート「StarOffice 5.2」を大手のパソコン・メーカー数社がプリ・インストールして配布すると発表した。

 StarOffice 5.2のプリ・インストールでSun社と契約を結んだのは,ソニーの米国法人Sony Electronics,米eMachines,米Everex Systems,米Gatewayの4社。eMachinesとEverexはデスクトップおよびラップトップの特定機種に,GatewayはSunの顧客向けの共通環境として,デスクトップ機およびノート・パソコンにプリ・インストールする。Sony Electronicsは「VAIO」のデスクトップ機にプリ・インストールし,北米で出荷する。

 StarOffice 5.2はStarOfficeの最新バージョン。ワード・プロッセッサ,表計算,プレゼンテーション,ドロー,フォトレタッチ,データベース,HTML書類作成/編集,電子メール,ブラウザ,ニュースグループ,スケジュール/カレンダーといった機能を備える。Windows 95,98,NT,2000,Linux,Solarisに対応する。

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