米Sun Microsystemsと米Vignetteは米国時間8月10日に,e-business製品/サービスの販売,マーケティング,開発で両社が提携関係を拡張したと発表した。
世界規模の包括的提携で,「顧客企業のオンライン・ビジネスの成功に向けて,e-businessソフトウエアとハードウエアのソリューションを供給していく」(両社)とする。
当初注力するのはメディア/通信市場に向けた次世代e-businessソリューションの開発。無線市場も視野に入れている。Sun社の企業向けサーバ製品系列,EnterpriseやSolaris,J2EE(Java 2, Enterprise Edition)とVignette社のe-businessスイート・ソフト「V/5 E-business」をベースとしたソリューションを提供するという。
なお両社は過去5年間にわたり提携関係にあり,これまでで400社以上の共通の顧客をもつ。今回の提携拡張のもと,Sun社は同社の顧客トレーニング/教育および技術サポート施設,iForce Ready CentersにVignette社の技術を取り入れる。
また増加する顧客需要に応えるため,技術サポート,トレーニング,販売などの活動を世界規模で拡張していくとしている。
■IBMとVignetteがe-businessソリューションで提携
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