米Xyloが米国時間8月30日に,職場におけるインターネット利用に関する調査結果を発表した。Xylo社の依頼を受けてWirthlin Worldwide社が2000年8月4日~7日に,米国の成人1000人以上を対象にアンケートを実施したもの。インターネットの利用によって,生活が豊かになり,ストレスが減り,仕事の効率が上がったとの回答が多数を占めた。

 職場でインターネットを利用する従業員の86%が,「仕事にマイナスの影響はない」と回答。46%は「効率向上に結びついている」と主張している。毎日利用している従業員ではその割合はさらに高く,74%だった。インターネット利用に関して自社が寛大だという64%の従業員は,「より多くの仕事を処理できる」と回答。

 職場における個人的なインターネット利用に関しても,56%の回答者は「プラスの効果がある」と述べている。28%は「仕事の質が向上した」とし,28%は「ストレスが減った」と回答を寄せた。

 インターネットに接続している企業の70%以上は,インターネット利用に関する正式なポリシーを持っている。48%は職場における個人的なインターネット利用を容認するもので,25%は禁止するものだという。22%の企業で,インターネット利用に関するポリシーはなかった。

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