米Macromediaは米国時間8月24日,グラフィックス・ソフトの新版「Macromedia Flash 5」をリリースしたと発表した。同社サイト(URLは,www.macromedia.com/store)でダウンロードできる。

 Macromedia Flash 5の特徴は,グラフィックスの編集機能などを提供する「Macromedia FreeHand」を組み込みんでコンテンツの編集/オーサリング作業を容易にしたこと。FreeHandを組み込んだことにより,今後はMacromedia Flash 5の「スタンドアロン版」と,「Macromedia Flash 5 FreeHand 9 Studio」のパーツとなるパッケージの2種類を用意していくという。このほかにMacromedia Flash5では,動的なコンテンツ生成機能を提供するサーバー側モジュール「Macromedia Generator」との連携機能も強化した。このため,Macromedia Flash 5のパッケージには,Generatorのコンテンツを記述するテンプレートなどが付属するようになる。

 パッケージの店頭販売は9月の初めに開始。価格は,スタンド・アローン版が399ドル,Macromedia Flash 5 FreeHand 9 Studioが599ドル。現行バージョンからのアップデート版は149ドルで,Macromedia Flash 5 FreeHand 9 Studioへのアップグレード版は249ドル。開発者向けアップグレード版「Macromedia Flash 5 Generator 2 Pro Developer Upgrade」は649ドル。また,2000年12月29日までの期間限定で,Macromedia Flash 5を購入したユーザを対象に,「Macromedia Generator 2 Developer Edition」を定価999ドルの半額で提供する。

 トライアル版は9月1日より同社サイトから無償ダウンロードできるようにする。ローカライズ版としては,ポルトガル語(ブラジル),フランス語,ドイツ語,イタリア語,日本語,スペイン語,スウェーデン語の各言語を用意し,2カ月後に出荷する予定。

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