(2000.8.31)
 米Allied Business Intelligence (ABI)が,携帯電話機の所有者と非所有者1200人を対象に無線音声/データ通信に対する意識を調査した結果を,米国時間8月30日に発表した。米国人を対象にした調査である。

 「携帯電話機はインターネット接続のための良いツールである」とする回答者は5%未満。40%が「そうではない」と答え,49%が「無回答」だった。多くの人は携帯電話機の機能に関心を寄せていない。

 無線データの利用に関しては,26%が無制限アクセスのために1月あたり「10ドル~20ドル」の追加料金を支払ってもよいと考えている。「20ドル~30ドル」がわずか2%。「1ドル~2ドル」が約1%。62%は「無回答」だった。多くの回答者が無線データ・サービスについて熟知していない。

 「無線音声サービスの利用料について質問した場合,回答者がサービスに支払ってもよいと考える金額は,実際の金額より若干低かった」(ABI社コミュニケーション・リサーチ部門上級副社長のLarry Swasey氏)。

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