「リアルインタビュー」開幕!!
あのビジネス・パーソンが素顔と肉声で登場します。


 IT Proは,新しいインタビュー番組 「リアルインタビュー」をスタートさせました。IT関連分野の注目の キーパーソンを選定,その素顔に迫ります。
 豊かな表情をとらえた動画像, 発言の真意がくみとれる音声,細かなやり取りが分かるインタビュー全文 テキスト。これまでのインタビュー記事とは全く異なる新しい試みです。
 どうぞ,お楽しみください。
 
◆ NEW !
【 第4回 】
NEC西垣社長,ITプロフェッショナルを叱咤激励す


 NECの社長に就任してから3年。改革に取り組んできた西垣浩司社長は,中国企業との積極的な合弁事業や米ヒューレット・パッカードとのグローバルな提携など,素早い決断を下す。同時に半導体事業の分社化や大規模なリストラなど,事業再編を急ぎ,今期はV字回復を目論む。リアルインタビューでは,自身のキャリアを披露してくれた。根っからのコンピュータ大好き青年。営業を夢見たが,15年間も工場でSEを続ける。金融システム事業部長時代に味わったパッケージ・ビジネスの苦労。意外とも思える側面を数多くのぞかせた。さまざまな経験を積んだことが,今のリーダーシップにつながっているのだろう。だが,これからのITプロフェッショナルは別の道を進むべきという。「技術を先取りして能動的に勉強しなかれば,厳しい国際競争時代を勝ち抜けない」と叱咤激励する。
(2002年6月17日公開)
 
◆ BACKNUMBER
【 第3回 】
フューチャーシステムコンサルティング・金丸社長,起業経験からソフト技術者に告ぐ


 店頭公開から3年。いよいよ6月21日に東京証券取引所に上場することになったシステム開発会社がフューチャーシステムコンサルティングである。同社を設立したのが,今回のリアルインタビューのお相手,金丸恭文社長である。フューチャー設立までの経歴を尋ねると,現在の日本のIT産業に対する警鐘も飛び出してきた。インタビューの中で繰り返し語られるのは,「ソフト専門」「ネットワーク専門」といった狭い範囲に留まることなく,幅広い視点で顧客のニーズに応えることの重要性だった。大銀行の統合に伴うシステム障害などで,日本のIT産業の凋落が語られる昨今,ソフトウエア技術者はもちろん企業経営者にとっても、傾聴すべきメッセージが多い。
(2002年6月7日公開)
◆ BACKNUMBER
【 第2回 】
松井証券・松井社長,ネットビジネスを強烈に説く


ネット証券最大手の松井証券が絶好調だ。
2002年3月期決算では,営業利益43億円(同45%増),経常利益39億円(同31% 増)を叩き出した。個人株式市場における信用取引の買い残高では,野村証券を 抜くほどの勢いである。
4年前にネット証券ビジネスを決断した松井道夫社長は,「自ら描いたシナリオ を遙かに上回る現実が展開された」と驚きを隠さない。 成功の秘訣は,「顧客の行動がネットの出現でどう変化したかをデータで分析し たことにある」と言う。
「インターネットだけで成功したという認識は間違い。10年間にわたるリストラ の成果が力の源泉だ」。
そして,それに次ぐ英断が5月7日に実施した新システムへの全面移行である。
(2002年5月31日公開)
◆ BACKNUMBER
【 第1回 】
マネックス証券・松本社長,悪戦苦闘を大いに語る


起業から3年。マネックス証券の松本大氏が3年間を振り返り,将来を語った。
赤字が拡大するも,ネット証券で旧体制に挑戦するため,自らのビジョンを貫く。
淘汰が進むネット証券業界では合併の流れは必然であり,IT投資の面からも企業統合のスケールメリットは大きいと指摘。DLJディレクトSFG証券との合併に意欲をのぞかせた。
1日のほとんどを仕事に費やすが,「雑誌大好き人間」「駅前サウナが究極の安らぎ法」と意外な面を見せる。
(2002年5月20日公開)