独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)は8月3日,Linuxディストリビューションの新版「KNOPPIX4.0 Linuxtag 日本語版」を公開した。KNOPPIXは,CD1枚で起動する1CD Linux。ドイツのKlaus Knopper氏がDebian GNU/Linuxをベースに開発,産総研が日本語化や機能の追加などを行っている。

 KNOPPIX4.0は,メディアがCDからDVDになり,容量が3.8Gバイトになった。これにともない,デスクトップ環境として従来のKDEに加えGNOMEも搭載した。また組み版システムのLaTeXなども収録している。

 KNOPPIX4.0 Linuxtag 日本語版版は,産総研のKNOPPIXのページなどからダウンロードできる。

(高橋 信頼)