フェンリルは8月2日,同社が開発するタブ・ブラウザSleipnir 2.00のベータ2版を公開した。1クリックでJavaScriptやActiveXコントロールを無効にするセキュア・モードに切り替えられるようになった。ステータスバーのアイコンに現在危険な状態(JavaScript,ActiveXが有効)なのか,安全な状態(JavaScript,ActiveXが無効)なのかを表示する。

 Sleipnirは,IEのHTMLレンダリング・エンジンと,MozillaのHTMLレンダリング・エンジン(Gecko)を利用したタブ切り替え方ブラウザ。両方のエンジンを切り替えて使用できる。Sleipnirの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 その他,ベータ2では,マウス・ジェスチャによる操作を備えた。また,旧バージョンである、Sleipnir 1.66の「お気に入り」をにインポートできるようになった。

(高橋 信頼=IT Pro)