日本ブレインウェアは8月1日,ハンコムリナックスが持つVine Linuxの総販売代理権を同社が取得することで,ヴァインカーブを含めた3社が合意したと発表した。

 Vine Linuxは日本のオープンソース・コミュニティProject Vineが開発,配布しているLinuxディストリビューション。ヴァインカーブはProject Vineの中心メンバーが設立した企業で,Linuxに関するコンサルティングなどを手がけている。Vine Linuxの商用パッケージは,これまでハンコムリナックスが販売していた。

 日本ブレインウェアは8月1日からVine Linuxのインターネット販売やサポートなどを開始した。10月1日以降は完全に全ての業務を移行する。同社ではパッケージ販売だけでなく,Vine Linuxを組み込んだ製品やサービスなども展開していきたいとしている。

(高橋 信頼=IT Pro)