![]() |
Claire Giordano氏 |
「議論の内容は技術的なものが多い。現在のOpenSolarisはSPARCとx86,x86-64向けだが,PowerPCに移植しようという提案も出ている」(OpenSolaris エンジニアリング担当ディレクタ Stephen Harpster氏)。すでにPowerPCへの移植を検討するためのメーリングリストも作られている。
オープンソースのプロジェクトは,OSだけでもLinuxをはじめすでに多数ある。しかしHarpster氏によれば「OpenSolarisが持つ革新的な技術が人を引きつけている」という。
中でも「国際化についての議論は最も活発なトピック」(Harpster氏)。日本のサン・マイクロシステムズでは,社員が自発的にOpenSolarisについての重要なドキュメントの翻訳を進めている。自らも就業時間後にドキュメントの翻訳を行っているというサン・マイクロシステムズのプロダクト・マーケティング本部長 纐纈昌嗣氏は「そう遠くない時期に,日本のコミュニティを始動する」と語った。