マイクロソフトは6月18日,イオン品川シーサイド店において,ホーム・ユーザー向けのセキュリティ啓蒙イベント「親子で楽しくインターネット安全体験イベント」を開催した。会場で配布する小冊子やクイズなどのアトラクションを通して,セキュリティに興味を持ってもらうことが目的。「セキュリティについて考えるきっかけにしてもらいたい」(マイクロソフト セキュリティ戦略グループ マネージャ 吉川顕太郎氏)。同イベントは6月19日(10時から17時)にも開催される。
イベントでは,3つのアトラクションが実施されている。(1)ヒーロー・ショー,(2)セキュリティに関するクイズ大会,(3)セキュリティに関する迷路――である。
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写真1 ヒーロー・ショー |
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写真2 クイズ大会 |
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写真3 セキュリティ迷路 |
クイズ大会では,セキュリティに関する簡単な問題(例えば,「パソコンはいつも最新の状態にしておくべきかどうか」や「信頼できない相手に個人情報を教えても良いか」)が数問出題(写真2)。正解者には賞品が贈られる。
屋外に設けられた“巨大迷路”では,セキュリティに関する簡単な問題が分かれ道に張り出されている(写真3)。問題の内容は,クイズ大会で出題されたものとほぼ同じ。正解を選んでいくと,迷路を抜けられるようになっている。
イベントの来場者数名に話を聞くと評判はよかった。「おもしろくためになった。子どもも喜んでいる」(家族でクイズ大会に参加した女性)。「内容自体は知っていることばかりだったが,最近子どもが(親の)パソコンを勝手にいじり始めたので,いさめるに(ショーの内容を)使える」(ヒーロー・ショーと迷路に家族で参加した男性)。「セキュリティについて家族で話すきっかけになる」(家族連れの男性)
マイクロソフトがホーム・ユーザー向けのセキュリティ・イベントを開催するのは今回が2回目(関連記事)。ホーム・ユーザーにセキュリティの重要性を伝えることは難しいとしながらも,「前回および今回のイベントの経験を基に,今後もホーム・ユーザー向けのイベントを続けていきたい」(吉川氏)という。
◎参考資料
◆安全かつ信頼できるインターネット環境の実現に向け,「インターネット安全運動」へ参加(プレスリリース)
(勝村 幸博=IT Pro)