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【TVCF2005速報】USBを差すだけで起動するパソコン会議ソフト、アビオニクスが初公開

2005/05/20

USBcollabo-20Vが入った
USBメモリーをUSBハブに
差すと初期画面が起動

 「『USBで起動ってほんとなの?』と確認に来る人が多い」と明かしてくれたのは、日本アビオニクス情報機器営業部の河野浩営業部長。同社は3月9日に発表したパソコン会議ソフト「USBcollabo-20V」を「TV会議フォーラム2005」で一般向けに初展示した。

 USBcollabo-20Vの特徴は、USBメモリーにソフトウエアが入っており、それをパソコンに差し込むだけで、パソコン会議システムが立ち上がる点である。起動時の画面は大きなボタンが画面中央に2つ並んでいる。「社長が『自分でも簡単に使えるものでなければ売ってはならない』と言ったので、簡単に使えるという点にはこだわった」と同社の加地正広取締役は言う。

 USBcollabo-20Vのもう1つの特徴は、同時に20人まで会議ができ、しかもMCU(多地点接続装置)やサーバを用意する必要がない点。「実際には10拠点以上をつなぐ会議はほとんどないはずだが、営業上2つ目の“サプライズ”として20拠点同時接続も実現した」(加地取締役)。

 USBcollabo-20Vにはサーバという製品形態はない。USBcollabo-20VのUSBメモリーがあれば、どのパソコンもサーバになり得る。パソコン会議システムの起動時に「主催する」を選ぶとそのパソコンがサーバ役となり、ほかの参加者に画像やデータを配信する仕組みだ。ただしサーバ役の主催者パソコンにはクロック周波数3GHz以上のPentium 4を推奨している。

 USBcollabo-20Vは日本アビオニクスにとっては3世代目の会議システム。第2世代の製品ではUSBメモリーを初めて採用したが、音声会議は同社の別システムを利用しなければならなかった。「伸び悩み、500本程度しか売れなかった」と河野営業部長は振り返る。第2世代製品を教訓に、音声会議を1パッケージに統合するとともに、音声のサンプリングレートをCD並みの44kHzにしたのが今回のUSBcollabo-20Vである。「他社のWeb会議システムよりも音質は良いはず」(河野営業部長)という。

 USBcollabo-20Vの価格は19万8000円。7月までには、月額1万円以下でレンタルでも提供する。

(和田英一=企画編集委員)


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