オープンソース・ジャパンは4月12日,RFP(提案依頼書)作成支援サービスをメニュー化し企業や自治体向けに提供を開始した。RFP作成支援コンサルティングが1対象業務あたり100万円など。要件定義のプロセスをシステム開発から分離しユーザーがRFPを作成することで,システムの導入をユーザー主導とすることができるとしている。

 RFP作成支援サービスはオープンソース・ジャパンの組織「RFP & OSS研究所」が提供する。サービスの特徴はユーザー自身でRFPを作成すること,業務シミュレータを利用すること。業務シミュレータは,要件定義に沿った情報システム上での動きを実際に目で確認できるツール。

 サービスのメニューは,半日の講習が10万円,20時間の講習と実習を行う「RFP作成トレーニング」が50万円,8回のミーティングと電子メールによる「RFP作成支援コンサルティング」が1対象業務あたり100万円,8回のミーティングと電子メールによる「システム要件・プロジェクト要件 作成支援サービス」が100万円など。

(高橋 信頼=IT Pro)