米SafeNetの日本法人である日本セーフネットは4月12日,SSL-VPNアプライアンス製品の新版「iGate 5.0」を発表した。新版ではIPSecにも対応する。販売開始は2005年第2四半期。予定価格は,25ユーザーで120万円から。

【4月13日お詫びと訂正】当初,予定価格を「25ユーザーで350万円から」と記述しましたが,これは誤りです。正しくは,上記のように「25ユーザーで120万円から」です。訂正してお詫びいたします。【以上,4月13日お詫びと訂正】

 現行のiGate(最新バージョンは4.03)では,SSLによる2種類の接続方法をサポートしている。(1)Webブラウザでアクセスする方式と(2)Javaアプレットを経由させてアクセスする方法――である。

 これらに加えて,新版ではIPSecによる接続もサポートする。IPSecで接続するには,専用のクライアント・ソフトをインストールする必要がある。ただし,「インストールの手間はほとんどかからない」(日本セーフネット エンタープライズセキュリティ事業部 プロダクト営業部の小池康幸部長)という。iGateのログイン画面において,IPSecで接続するように設定されているサーバーを選択すれば,クライアント・ソフトが自動的にダウンロードされるためだ。一度インストールすれば,次回からはダウンロードする必要はない。

(勝村 幸博=IT Pro)