ソフトエイジェンシーは1月12日,Linuxサーバー向けウイルス対策ソフト「BitDefender」を発売した。BitDefenderはルーマニアSOFTWINが開発したウイルス対策ソフト。メール・サーバー向け製品とファイル・サーバー向け製品がある。

 メール・サーバー向けBitDefender for Linux Mail ServersはSMTPプロキシとして動作する。sendmail,qmail,Postfix,CommuniGateなど主要なメール・サーバー・ソフトウエアに対応するとしている。

 ファイル・サーバー向けBitDefender for Samba File Serversは,WindowsとLinux両方のウイルスをリアルタイムで検出できる。

 いずれも,ソフトエイジェンシーのホームページから評価版をダウンロードできる。

 対応ディストリビューションはRedHat Enterprise Linux,RedHat Linux,SuSE Linux Enterprise Server,SuSE Linux,Mandrake,Debian GNU/Linux,Slackware,Gentoo Linux,Fedora Core。価格はBitDefender for Linux Mail Serversが25ユーザーで年間税込み3万7300円。BitDefender for Samba File Serversが1サーバーで年間税込み4万8900円。

(高橋 信頼=IT Pro)