オープンソース・ジャパンは1月12日,企業や自治体の提案依頼書(RFP)作成とオープンソース活用を支援するための組織「RFP&OSS研究所」を設置したと発表した。

 「『情報化投資削減』,『ベンダー非依存』,『システムの透明性の確保』というオープンソース・ソフトウエアの特長を生かすためには,ベンダー主導からユーザ主導に体制を変更することが不可欠」(オープンソース・ジャパン)との主旨から,ユーザー側で的確なRFPを作成するための支援やコンサルティングを行うという。またオープンソース・ソフトウエアを業務に適用するための検証も行うとしている。

 RFP&OSS研究所の責任者には,ライブスペックRFP研究所 代表取締役社長の木ノ下勝郎氏が就任した。木ノ下氏は,高知県CIOアドバイザー,八戸市地域再生政策顧問などを務める。

(高橋 信頼=IT Pro)