Mozilla Japanは12月28日,公開を中止していたオープンソースの,エール・クライアント「Thunderbird 1.0 日本語版」を再リリースした。Thunderbird 1.0 日本語版は12月24に公開「HTMLメールの作成時に画像を挿入しようとするとエラーが表示される」という不具合が確認されたため,12月27日に公開をいったん中止していた(関連記事)。

 HTMLメールを作成するユーザーは,新しいバージョンを使用することが望ましい。

 また,MacOS X版は,24日夕方から26昼までの2日間弱の間,誤って古い開発版リリースが正式版として公開されてしまっていたという。Mozilla Japanのftpサイトで,最新の修正版が公開されている。

 Thunderbirdは現在Windows版,MacOS版,Linux版が公開されており,迷惑メールの特徴を学習して自動的に判定する機能,HTMLメールが勝手にインターネットにアクセスしてプライバシを侵害することを防止する機能などを備えている。

(高橋 信頼=IT Pro)