ゼンド・ジャパンは12月24日,PHPの技術者認定資格試験「Zend PHP Certification」の日本語版を開始した。同資格試験は,イスラエルZend Technologiesが2004年7月に開始したもの。

 PHPはオープンソースのWebアプリケーション開発言語。Zend TechnologiesはPHP4およびPHP5のスクリプト実行エンジンを開発したAndi Gutmans氏とZeev Suraski氏らが設立した企業で,PHP開発環境や高速化ツール,教育,コンサルティングなどを提供している。ゼンド・ジャパンが日本での総代理店となっている。

 Zend PHP Certificationの試験問題は,PHPの中核開発者らで構成したZend PHP Education Advisory Boardが策定している。試験範囲はPHPの基礎知識,オブジェクト指向,文字列と正規表現,ファイル操作,日付と時間の管理,メール管理,データベース,ストリームとネットワーク・プログラミング,セキュリティ,デバックとパフォーマンス管理など。

 受験料は3万3500円。ピアソンVUEが運営する日本全国のテスト・センターで受験できる。

(高橋 信頼=IT Pro)