オープンソース・ソフトウエアのビジネス利用を推進するNPO法人 OSCARアライアンスは12月16日,道路の交通量配分計算プログラムをオープンソース・ソフトウエアとして公開すると発表した。プログラムは社会システム研究所が開発した。12月中旬から公開を開始する。

 また,ソフトウエアの改良などを行う団体「均衡配分手法普及コンソーシアムTEACUPS(Traffic Equilibrium Assignment Center for Urban Problems)」を設立し,会員を募る。コンソーシアムでは,ソフトウエアの改良や議論,計算結果を視覚的に表示するツールの開発などを行いたいとしている。

 交通量配分計算プログラムはTEACUPSのホームページで配布する。OSCARやTEACUPSコンソーシアムの会員でなくとも,誰でも利用することができる。

(高橋 信頼=IT Pro)