北海道のオープンソース・コミュニティが共同で,7月24日にイベント「Get into OpenSource Hokkaido 2004」(GODo2004)を開催する。オープンソースに関する講演やパネル・ディスカッション,セミナーが行われるほか,参加コミュニティが展示ブースを設置する。

 北海道は,Linux利用売上げ比率が日本で最も高く,Linuxに対応できる人材の比率も高いほか,オープンソース・コミュニティやNPOの活動も活発である(北海道経済産業局「オープンソースによる道内IT産業の新たな発展方策調査結果」)。江別市が,情報発信サイト「江別ブランド事典」をオープンソース・ソフトウエアで構築するなど,自治体での活用も始まっている。

 GODo2004では,Linux,BSD,OpenOffice.org,PostgreSQL,PukiWiki,Nature's Linux,xcastなどのコミュニティが参加し,ブースの展示や講演,技術セミナーを行う。また,江別ブランド事典の今後の活動や方向性をテーマにしたパネル・ディスカッションを実施する。

(高橋 信頼=IT Pro)